神奈川大学レスリング部は昭和27年(1952年)創部という伝統を受け継ぎ、現在は湘南ひらつかキャンパスにおいて活動を行っています。重点強化部として大学からの多大な支援も得、監督・コーチ共にわが国を代表する指導者を擁する環境も整い、国内の諸大会でも着実に成果を上げて来ています。
神奈川大学レスリング部の特徴は、練習メニュー作りを含め、部員達の自主性・自発性に任せるという点にあるでしょう。ひとたび試合に臨めば、状況判断を一人で行わなければいけない訳で、日々の練習からそのような環境を作り出すことで、選手能力を最大限に引き出せると考えています。勿論、選手一人一人の個性に応じた指導を行う体制が実現しているからこそ、そのような自主性・自発性の尊重も可能になっています。
現状では部員達は全員寮生活を共にし、日曜日以外は早朝練習・講義受講・午後練習という地味な毎日を淡々と過ごしています。国内の高校・大学との交流試合のみならず、韓国全州大学との相互遠征を行う等の海外交流も積極的に行っており、全州大学とは両大学間の学術交流協定締結が実現するという副産物まで得られました。
みなとみらいキャンパス開設後も寮生活や練習環境を整えることが指導者に課せられたタスクだと捉えておりますので、今後とも変わらぬご支援を賜れれば幸いです。