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インタビュー

今回は創部80年を超える伝統あるラグビーフットボール部のみなさんに、昨年のラクビー日本代表の活躍や、菅平合宿についてお話を伺いました。

----昨年のワールドカップラグビー日本代表の躍進は国を挙げて盛り上がりました。それを受けて自分たちの周りで変わったことは何ですか?

石渡勇作(以下、石渡)
「ラグビーはどんなスポーツですか?」「ラグビーやっているのですか?」と言った質問が周りから多くなりました。バイト先のお客さんに「がっちりした体格ですね。スポーツされるのですか?」という質問から、ラグビーの話しになる事が多いです。

高瀬大悟(以下、高瀬)
今まではあまりメディアに取り上げられていなかったですが、ワールドカップ以降、毎日TVに取り上げられてニュースでラグビーの試合結果が放送されるようになり、今までと大きく変わったことを実感します。また、ゼミでは友人からラグビーのルールについて質問される様になりました。

仲村颯人(以下、仲村)
自分も同じですが、バイト先の常連さんでラグビーを知っている方がいて、その方と話す機会が多くなりました。自分の事も応援してもらい感謝しています。

----そうした日本代表の姿(プレー)を見てどう感じましたか?

石渡
基本的に日本は弱いと言われていて格上の相手に勝ちましたけれど、自分達も強い方では無く、格上と戦う事が多いです。日本が勝ったことで、自分達も「やれば出来る」と、励まされました。
高瀬
日本代表がチーム全員で考え、目標を目指している姿を見て、自分達も同じ様に考え、行動する必要性を感じました。またプロの選手は基礎がしっかりしているのが実感出来たので、普段省いてしまいがちな所もしっかり練習していこうと思いました。
仲村
自分はあまり日本代表に注目していませんでしたが、勝つことで注目を浴びる事があると分かりました。日本代表のポテンシャルを再認識しました。

----目標にしている選手(日本代表に関わらず)はどなたですか?

石渡
目標というかライバルになりますけど、年の離れた弟がいてラグビーの強豪校でキャプテンをしています。尊敬もしているし、負けたくないと言う気持ちもあります。そうした気持ちをモチベーションにかえてプレーしています。
高瀬
2つ年上でフォワードのリーダーをしていた先輩を目標にしています。やるべき事をしっかり指示して各選手をまとめてくれます。自分も先輩のように的確な指示を出しチームを引っ張って行けるようになりたいと思っています。
仲村
日本代表で僕と同じポジションのウイングでプレーしている山田章仁選手が目標です。プレースタイルが大胆で、誰もが思いつかないような創造性のあるプレーをするので目標にしています。

----毎年夏に菅平合宿がありますが、ラグビーの聖地と言われるのはなぜですか?

石渡
ラグビーのグラウンドしかない町です。芝のグラウンドもあり、町で運営しているところや、合宿所が所有するグラウンドなど多数有ります。ラグビーをするための町になっています。
高瀬
季候が良くてラグビーに適しています。全国からチームが集まるので、練習試合などのスケジュールが組みやすいです。

仲村
全国から有名校、強豪校が集まるのでそうした学校の練習試合を間近で見る事ができます。大変勉強になります。

----合宿前と後ではどう変わりましたか?

石渡
合宿中にハードな練習試合のスケジュールが続き、心身共に追い込まれていきます。とてもきついのですがその苦難を乗り越えた合宿後は自分に自信が持てます。
高瀬
合宿はリーグ戦前の実践経験の場であって、その後の選手起用に大いに関わります。自分をアピールしつつ、練習試合で試合感をつかみながら合宿を終わり、その後は「学んだことをリーグ戦でどう活かすか」という気持ちに切り替わっています。
仲村
大学からラグビーを始めたので合宿までほとんど実戦経験が無く、合宿での練習試合で実戦経験を学べました。そこが合宿前と後では大きく違います。

----合宿での自分のベストプレーは有りますか?

石渡
合宿中の試合で難しいサインプレーを試したのですが、それが思い通り決まり印象に残っています。自分以外の選手がサイン通りに役割を果たしているところは一体感と達成感があります。

高瀬
合宿ではないですがリーグ戦のゲーム中、自分の舵取りで相手の力を利用しつつ上手くトライまで持って行けたことがベストプレーです。トライまで自分の思い通りに舵取りをすることはなかなか難しいので、決まると嬉しいです。
仲村
怪我もしてしまったので、ベストプレーと呼べる物はありませんが、今年がんばります!

----昨年の大学リーグでは4部で戦い厳しい結果でしたが、足りなかったところは有りますか?

石渡
5部で戦った時は自分達のスタイルで試合運びが出来たのですが、4部になると自分達のスタイルでゲームをさせて貰えませんでした。自分達のスタイルが通用しないとき、変化して対応しきれなかった所が足りませんでした。戦術の切り替えが機能していませんでした。
高瀬
プレーひとつひとつを細かい部分まで突き詰めることができなかったことや、コンタクトの場面でも勝てなかったことです。
仲村
高瀬さんの言う通りの所もありますし、ゲームの勝利にこだわる気持ちが対戦相手より少なかったと思います。ここ一番の踏ん張り所で崩れてしまっている場面がありました。

----今年の目標は?

石渡
個人としては自分の行動で示してチームを引っ張って行きたいです。 部としてはラグビーだけをやりたくて入部した部員ばかりではないので、全体のバランスを取りながら昨年より良い結果につなげて行きます。勉強や、就職、その他色々個人の目標があるので尊重しつつチームの強化が目標です。
高瀬
昨年は試合に勝てず悔しかったので、今年は運動量をだれにも負けないようにして試合に臨み、勝って行くことです。また、4年生なのでキャプテンを支えながらチームに貢献していきたいと思います。
仲村
目標は、複数のポジションをこなせるようにしたいと思っています。今はウイングのポジションしか出来ていませんが、その他のポジションをこなせるようにしていきます。チームの攻撃、守備の幅を広げていきたいと思っています。

----ラグビーをしていて良かった事は?

石渡
殴り合いけんかをしたことがないのですが、高校からラグビーを始めておもいっきり人とぶつかって肘がはいったり、蹴られたりすると「こんなに痛いのか!」と言う事が分かりました。肉体的痛みが分かることで、他の人を思いやる気持ちが強くなり成長できたと思います。

高瀬
体をぶつけ合いほんとにきついスポーツですけど、そうした事をチームのみんなと共有することで仲間意識が強くなり、助け合いながら楽しむことが出来ています。この経験はこの先、僕にとって良い思い出となり、気持ちの上でも強くなれると考えています。
仲村
先ほども話しましたが、大学からラグビーをはじめたので、何もかも新鮮で学ぶべき所が多かったです。他のスポーツより人数も多いので、チームとしての結束力が強くなり先輩、後輩と仲良く接して貰えることが部括をしていない学生では味わえないかもしれないです。

----創部80年を超える歴史あるチームですがそのことについてどう思いますか?

石渡
OB会がしっかりしていて資金の面でも援助して頂いています。グラウンドも良いグラウンドで練習させて貰っていて本当に恵まれています。OBの方々に支えて頂いているおかげだと感謝しています。
高瀬
OB会は元よりリーグ戦に応援に駆けつけてくださるOBの方々がたくさんいらっしゃいます。一昨年4部に上がった時も多くのOBの方が応援に来て頂き「良くやった」とお言葉を頂きました。自分達のプレーをいつも見て頂いているのでしっかり結果を残していきたいと思っています。
仲村
普段は創部80年とは意識していませんが、試合の時に応援に来て頂いたり、OB総会で話を聞いたりしていると、自分達はOBの先輩の方々に支えられている事を実感します。また、支えられている事を意識してプレーしていきたいと考えています。

----これからのラグビー部での抱負を教えて下さい。

石渡
ラグビー部には強くなってもらいたいと思っています。ラグビーをする時とそうでない時の気持ちの切り替えを伝えて行きたいです。練習はそんなに時間があるわけではないので、その時は100%集中すれば限られた時間でも実力が付いてくると思っています。それ以外はまた別のことに気持ちを切り替えて、生活するリズムにメリハリを付けることを伝えて行きたいです。

高瀬
勝てるチームにしていきたい気持ちは第一にありますが、各選手が楽しめるような環境を残して行きたいと思っています。厳しい練習・試合を乗り越えて達成感を楽しめる様なチームを残して行きたいです。
仲村
自分と同じ様に大学からラグビーを始める部員に色々教えてあげたいと思っています。そして練習中はまじめに、練習後は楽しく話せる様に後輩達と接して行きたいと思います。

----ありがとうございました。

2015年度 関東大学リーグ 4部

vs 順天堂大学 12-47 敗戦

vs 城西大学 45-26 勝利

vs 駒澤大学 14-22 敗戦

vs 東京理科大学 3-31 敗戦

vs 大学 12-41 敗戦

vs 創価大学 7-12 敗戦

vs 千葉大学 17-27 敗戦

結果 1勝6敗 4部7位となり入替戦へ

vs 東京経済大学 36-26 勝利 4部残留

※2016年1月取材

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