TOP > インタビュー > 水泳部 その1

インタビュー

今回は、今年のインカレで女子は全国3位、男子は全国15位・関東学生選手権2位と好成績を収め、好調の水泳部の男子、女子主将に話を伺いました。

----早速テーマから浅野主将に伺います。今回のインカレの結果(大学別で全国15位)についての感想は?

浅野雄亮(以下、浅野)
結果としては男子400m個人メドレーで神大史上初めて3人が決勝に残れました。そのうちの一人が表彰台に乗った(3位)事が良かったと思います。400m個人メドレーではポイントを大きく稼げましたが、400m・800mリレーやその他個人競技でも、もっと上を狙える実力がありながら、力を出し切れず終わってしまいました。そうした所がまだ足りないと感じました。

----前年22位から今年15位と2部入りを果たしましたが、成績アップの要因はどこでしょうか?

浅野
前主将のとき22位を踏まえて「再生」というスローガンを掲げて全員で練習に取り組んできました。いままでより個人の能力アップに重点を置いたトレーニングをした結果、関東学生選手権で好成績を上げ、チーム状態も好調という状態でインカレに望む事ができたことが要因だと思います。
インカレでは大学別のリレー出場、個人種目A決勝出場をはたし、良い成績を残せたのだと思います。

----上田主将に伺います。昨年同様女子全国3位という素晴らしい結果が残せました。結果について感想はいかがですか?

上田ひかり(以下、上田)
今年はシード権内の争いが厳しく、昨年のように3位を取れる保証は全く有りませんでした。しかし女子のスローガンで「3位以上」を目標にして、女子全員で努力した結果、勝ち取った3位だと思います。

----2年連続で好成績を残せたのは?

上田
4月に行われた日本選手権で、一人一人が思った以上に成績が悪く悩んだ時期がありました。女子の競技データを集めて分析してみると、自分達はインカレのシードに入るか入らないかの位置でした。現状をチームで把握し、ミーティングを重ね、練習でどうしたら変わっていけるかを、意識して行動しました。また、インカレ前に関東学生選手権で、男子があと一歩で優勝と言う所まで行ったことで、女子にもすごく刺激になり、チームを奮い立たせてくれたことが結果に繋がっていると思います。

----横山コーチにも同じ質問ですが、男女とも好成績を残せましたがどのようにお考えですか?

横山コーチ(以下、横山)
15位まで上がった背景は「男子も戦える」という意識を今年の4年生が根付かせてくれた事だと思います。
それは、今年表彰台乗った「伊東篤史」と言う選手がいます。彼を含めて高校生の時インターハイに出ていない選手達が、大学進学後、非常に力を付けて「自分たちも戦える」ということを証明し、水泳部全員に戦うことを意識させてくれました。
関東学生選手権では、優勝した国士舘大学に1点差の2位でしたが、国士舘の130人に対し、神大は13人、応援も圧倒的に国士舘が多い会場での戦いでした。そんな状況でがんばっていた男子達にどうやって後押しが出来るかを考え、行動してくれたのが女子でした。
そのころの神大女子の戦績に基づく下馬評は9位だったのですが、それまで「チーム」を意識し過ぎていたところを、個人の力を「再生」することに注力して、インカレに望みました。中京大学と抜きつ、抜かれつの戦いを制しての全国3位。素晴らしい結果が残せたと思います。

----それでは今回のインカレの結果を受けて主将としてどうしていくのか、また個人としてどうしていきたいかそれぞれに伺います。

浅野
ここ数年チームの目標として、「このチームの中から日本代表を出す」と言う目標をかかげていますが、実現できていません。しかし、来年4月にある、リオオリンピックの代表選考会で戦績を残し、その後のアジア選手権の代表を狙っている選手が何人かいます。代表を狙っている個人だけではなく、チーム全員が同じ目標をめざして狙っていくようにしたいと思っています。個人としては5年後、水泳関係の仕事を行っているかどうかは分かりませんが、その時の水泳部のあと押しがしたいです。自分たちの経験を踏まえ後輩達の競泳環境を良くできるように手伝える事が希望です。
上田
具体的にはまだ考えていないのですが、来年度は歴代の先輩達の行動や練習の仕方を引き継ぎつつ、自分たち独自の内容も織り交ぜて行動していきたいと思っています。そして1位、2位の上位校に切れ込んで行ける挑戦者になりたいと考えています。

----5年後に東京オリンピックが開催されますが、その位先を見据えた見通しはどうですか?水泳部、個人の両方の視点でお願いします。

浅野
個人の力があった4年生が抜けましたが、リレーはインカレ出場メンバーがほぼ残りますので、冬にワンランク上の力を付けたいと思っています。現時点で日本選手権標準タイムをクリアーしているメンバーが少ないので、少しでも多く出場出来るようにして行きます。 個人的には前主将の姿を見て、主将として「結果を残す」事だと思っています。 チームを引っ張りながら個人でも団体でも結果を残していきたいです。
上田
浅野主将と同じですが、今現在日本代表になれる選手はいませんが、アジア選手権の代表を狙っている選手が いるので、チーム内で盛り上げたい。何らかの日本代表を出して先につなげて行きたいと考えています。 個人としては、選手ではないと思いますが、私もOGとして水泳部を応援し、後輩達に良い環境で競泳が出来る用に支えていきたいと思っています。
横山
東京オリンピックに向けた各スポーツの競技力強化育成が国として始まり、小学生からが育成の対象になったことで中高生のレベルも年々上がってきています。今の高校生が大学在学中に、東京オリンピックが開催されるわけですが、彼らがユニバーシアード、世界選手権と言った大会に一人でも多く、代表として入っていけるように指導することが、オリンピックに貢献していると考えています。現在の水泳部員も卒業生のいしずえがあって今の水泳部があると感じていると思います。今後、今の中学生や、高校生があこがれる選手を目指して、1位じゃなくても表彰台に上がったり、タイムを更新したり、決勝に残って、輝いて欲しいと思います。

----ありがとうございました。

〜主な戦績〜

第91回日本学生選手権

2015年9月4日〜6日

古橋廣之進記念浜松市総合水泳場

4年生

名前学科種目結果
伊東 篤史人間科学科400M 個人メドレー4:19.47第3位
1500M 自由形15:43.93B決勝8位
藤井 大立人間科学科400M 個人メドレー4:27.86第8位
赤﨑 希現代ビジネス学科100M 自由形56.96B決勝2位
200M 自由形2:04.92B決勝7位
馬渡 友佳里人間科学科50M 自由形26.36B決勝5位

3年生

名前学科種目結果
小西 伶実人間科学科200M バタフライ2:11.61第3位
200M 個人メドレー2:15.89第7位
黒岩 紗耶人間科学科200M 平泳ぎ2:26.57第5位
100M 平泳ぎ1:08.96第7位
日下部 絢美人間科学科800M 自由形8:54.29第7位
400M 自由形4:19.62B決勝7位
小畑 安紀人間科学科100M バタフライ1:01.16B決勝5位
上田 ひかり人間科学科100M 自由形57.51B決勝8位

2年生

名前学科種目結果
上田 桜子人間科学科200M 個人メドレー2:14.89第4位
400M 個人メドレー4:45.59第4位
後藤 真由子人間科学科200M 背泳ぎ2:12.42第5位
800M 自由形8:52.43B決勝1位

1年生

名前学科種目結果
久保田 敏生経済学科200M 個人メドレー2:04.15B決勝6位
400M 個人メドレー4:21.83第5位
白川 有紗人間科学科800M 自由形8:52.25第6位
400M 自由形4:19.53B決勝6位
寺本 瑠美人間科学科200M 背泳ぎ2:14.89B決勝2位
薄井 結花経済学科200M バタフライ2:13.66B決勝5位

※2015年10月取材

  • インタビュー
  • 神大スポーツ・文化振興賛助金募金
  • KU東北ボランティア駅伝
  • 神奈川大学