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インタビュー

神奈川大学体育会の応援をリードし指導していく應援指導部。現在リーダー部は3年の佐藤一人という危機的状況にある。
そこで、今回は應援指導部の魅力に迫るべく應援指導部の3名に話を聞いた。

----まずは應援指導部リーダー部に入部したきっかけを教えてください。

佐藤 由樹広(以下、佐藤)
押忍!應援指導部に入部したのは1年生の後期です。前期はクラブにもサークルにも所属せず特に何もしていなかったのですが、地元福島から横浜の大学に出してもらい、大学生活の4年間で何もしないのは勿体ない、と思っていました。そんなとき、たまたま4年生の先輩に應援指導部に入らないか、と誘われたのがきっかけです。

----應援指導部の日ごろの活動内容を教えてください。

佐藤
押忍!練習は週3回、まずは発生練習から始まりランニングや腕立て、腹筋、背筋などの筋力トレーニングを行います。あとは歌に合わせて振りの練習をします。日ごろの練習を発揮する場としては、野球、アメフト、アイスホッケー、駅伝など、様々な部活の試合の応援に行き、神奈川大学を応援するみなさんをリードします。また、入学式やオープンキャンパス、文化祭、ホームカミングデーなどでデモンストレーションを行います。

松島 未歩(以下、松島)
チアリーディング部の練習も実はとても地味ですよ。練習は週4回、準備体操から始まりストレッチ、体幹トレーニング、キックジャンプ。ここまでで大よそ1時間半くらいです。そのあとは、モーションと言って振りつけの練習、そして筋トレ、応援歌の振りに合わせたりします。もちろん大会の前はその準備ですね。振付を考えたりジャンプの練習をしたり。

----なるほど。ところで日ごろの地味な練習の先には何があるんですか?

仲西 夕子(以下、仲西)
1年生の時は、応援なんて別に好きじゃないし、日ごろの練習もきついし、なんでこんなことしなくちゃいけないのって思ってました(笑)。応援の価値も見いだせずにただ参加してるって感じで。元々チアをやっていたので、やはり大会に出るほうが楽しいし。でも、2年生になってからは、競技のルールもわかってきて試合を見る楽しさもわかり、仲の良い友達が出てると益々応援のしがいもあったり、負けると悔しかったり、応援の醍醐味っていうか楽しさがやっとわかったって感じですね。

松島
仲西のように2年生でその楽しさがわかるようになるのってラッキーで、人によっては3年生になって初めてわかるって人もいるし、やはり長く続けて行くうちに、徐々に本当の楽しさがわかってくるんです。日々の練習もきついけど、その練習を乗り越えたからこそ大会でも成果が出せて、初めて練習してきてよかったって思えるんです。
仲西
大会に出るのはやっぱり楽しいです。演技が成功するとすごく嬉しいです!日ごろの練習は正直あまり好きじゃないけど、でも、練習しないと大会で上手な演技を発表することができないので、練習って大事ですよね。
佐藤
リーダー部は特に大会などなく、他の部活の応援をするだけなので、自分の目標を見いだせないまま辞めてしまうケースもありました。リーダー部の醍醐味って、会場の雰囲気を読んで、盛り上がっているところをさらに盛り上げたり、負けていて静まってる雰囲気を盛り上げたりできるところですね。自分のやり方次第で会場の雰囲気や流れが変わるんです。それを直に感じることができる。だから、1、2年生のころは経験も浅く空気を読むのが下手で失敗したことが何度もあります。経験を積んだからこそ今は自信を持って応援リーダーができるようになりました。
松島
そうですね。チアも同じです。リーダー部のリードの元、応援がうまく行って試合に勝てるとすごく嬉しいですし、会場や仲間の息が合った時は楽しいです。大会も同じでチームメイトの息が合って雰囲気がいいと演技がよくなり、それが周りにも伝わり結果にも繋がります。

----應援指導部のアピールポイントってなんですか?

松島
遠征に行けること!(笑)。夏は平塚軟式野球部の応援で長野に行きましたよ。その前は岐阜、その前は秋田だったかな。
佐藤
おいしいものを食べられたり、場所によっては温泉に入れたりしますね。箱根駅伝ではスタート地点での応援が終わったら箱根へ移動して1泊し、また箱根で応援をしてゴールに移動するって感じです。

----何人くらい部員がいるのが理想ですか?

松島
チアの競技はMAXが16人なんです。だから欲を言えば16人いるといいなー。演技にも迫力がでますし。大会では音楽に合わせて2分半踊るんです。
佐藤
リーダー部は5人いると形になりますね。指揮者、サブ、太鼓、応援旗担当って感じになります。今は自分一人なので指揮者のみです。

----今までで一番印象に残っている競技はなんですか?

佐藤
押忍!やはり昨年の箱根駅伝です。右も左もわからず1年間やってきた集大成の場となったわけですが、各大学の応援部が集まるので他の大学に負けてはいられないって思いもありました。周りは4年生ばかりで2年生は一人でしたし。始まる前に打ち合わせがあり、エール交換があるんですが、他の大学の人が自分の応援リードで動いてくれた時は感慨深かったですね。

----最後に新入生や、入部を検討している人たちに一言お願いします!

松島
チアは、未経験でも全然大丈夫です!運動が苦手でも大丈夫!日ごろの練習をコツコツやれば、誰にでもできます。他のスポーツってやっぱり経験者のほうが有利だったりするじゃないですか。でもチアは誰でも始められるってところが魅力ですね。大会で本番を経験すると、その楽しさを益々わかっていただけると思います。純粋にチアだけではなく応援団として他の部活の応援にも行くので、最初はちょっとびっくりして引いちゃう子もいるんですけどね。さきほど仲西が言ってたように、応援もだんだん楽しくなってくるので始めたらぜひ続けてほしいです!
佐藤
押忍!僕は2015年の箱根駅伝で引退してしまいます。それまでに後継者となってくれる人がいればうれしいです。学ランを着て、他人の応援をするってやっぱり地味ですよね。自分たちが賞をもらえるわけでもなく。自分がどうやって盛り上げるか、それは自分次第です。個性を活かせるよい部活だと思います。自分で時間割を組み、一人暮らしをしたり、すべて自分で決めていく環境の大学生活の中で、これだけはやり通したという誇りが持てます。引退するときには必ず今後の糧となるはずです。また、応援するときは、最後まで勝てる!と思って応援していくのが信念です。何もしない大学生活はもったいないと思います。自分自身がスポーツをやるわけではなく、でも何か一つやりとげたいと思っている人がいましたら、ぜひ應援指導部リーダー部で頑張ってほしいです!

※2013年12月取材

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